目黒支部の活動報告

H26.5月 上級救命救急講習会に参加しました

平成27年5月16日(土)に午後2時から5時まで、目黒消防署4階講習室にて「上級救命救急講習会」を行いました。
今回、目黒支部からは13名、港支部からは渡邊好造支部長はじめ4名の参加でした。
前回の講習会から3年がたち更新の年度となり、緊急時の応急手当の意義や手順等の再確認を目的として行われました。
 始めに、消防署の職員による講義により、市民が行う応急手当は、「救命」「悪化防止」「苦痛の軽減」が目的となり、その応急手当が早ければ早いほど、事故や病気等で救急車を呼ぶようなときや心肺停止の方の救命においては大変重要になるとの事、また、救命の連鎖(チェーン・オブ・サバイバル)の重要性として、① 心停止の予防 ② 早い119番通報 ③ 早い心肺蘇生と除細動 ④ 救急隊や病院での処置 があり、この4つが滞りなく連続して行われることが必要であるとの事でした。
 それから、講義と実技による、心肺蘇生の手順とAEDの用い方、気道の異物除去、三角巾を用いた外傷の応急手当の練習をしました。
 心肺蘇生においては、人形を相手とはいえしっかりと力を込め胸骨圧迫をし、人工呼吸においてもマウスピースを用いて行いました。
 呼吸の確認や人工呼吸時の気道確保、鼻をつまむ、一定のリズムと強さで圧迫を繰り返すことなど、ちょっとした所作を忘れそうになりましたが、気を付けて行うことができました。
 何れの応急手当も日常頻繁に行うものではない為、忘れがちではありますが、色々なスポーツ大会やイベント会場での救護活動をはじめ、地震等による災害時においても、活用していくものであるため、会員各々がいつ何が起きてもあわてずに対応していけるよう心掛けていなければならないと実感しました。
IMG_0409

IMG_0415